投稿日: Feb 18, 2020

株式会社インステック総合研究所

金融庁は地方銀行の事業を持続可能にするため、トップに経営改革の実行を迫るため、今春にも遠藤俊英長官ら幹部が地銀のトップと個別の対話を始めることが報じられました。

対話のテーマとなる主要な論点は意見公募を経て3月末にも正式に決めるとのことですが、地域経済の低迷で収益力の先細りが避けられない地銀が多く、将来の存続可能性を高める道筋を探るという主旨での対話となります。

上場企業に適用されるコーポレートガバナンス・コード(企業統治指針)の「地銀版」といえる内容を念頭に、2月7日に示した論点は次の8つです。

①地域銀行の経営理念
自行の経営理念は、どのようなものであり、自行の経営環境の中で、どのように機能し
ているか。経営理念は、どのように行内に浸透しているか。

②地域社会との関係
自行は、地域社会との関係をどのように考えているか。また、地域社会のステークホル
ダーとどのように対話しているか。

③経営者の役割
経営トップ(以下、「頭取」という。)は、自行の現状をどのように把握し、どのように評価しているか。仮に課題があると考える場合、その解決に向けて、どのような取組みを行っているか。

④取締役会の役割
自行の現状を踏まえて、取締役会に期待する役割をどのように考えているか。社外取締役にどのような役割を期待しているか。取締役会、社外取締役の役割の発揮状況をどのように評価しているか。仮に課題があると考える場合、その解決に向けて、どのような取組みを行っているか。

⑤経営戦略の策定
自行において、どのようなプロセスを経て経営戦略を策定しているか。経営理念と経営戦略の関係性をどのように考えているか。経営戦略の実践状況の検証(現場の意見の反映を含む。)や今後の経営戦略への反映など、PDCA プロセスはどのようなものか。

⑥経営戦略の実践
経営戦略を実践するに当たって、コストとリターンや、リスクとリターンのバランスの分析と、それに基づくポートフォリオの構築をどのように行っているか

⑦業務プロセスの合理化や他機関との連携
経営戦略を実践するに当たって、経営環境の変化等を踏まえて、業務プロセスの合理化や他機関との連携などをどのように考えているか。

⑧人材育成、モチベーションの確保
経営理念等を踏まえ、自行の行員に求められる能力をどのように考えているか。そのための人材育成に向けて、どのような取組みを行っているか。役職員が、業務に誇りとやりがいを感じるとともに、安心して働ける環境を整備するために、どのような取組みを行っているか。

地銀のことだから「そんなの関係ねー」と思われていると思いますが、対岸の火事ではないと思います。

指摘されている「他機関との連携」として地銀と地元保険代理店の連携はありだと思いますし、「地域社会のステークホルダー」の一つして保険代理店も位置付けられるべきだと思います。

こうした背景をもって、地銀とより積極的に地元保険代理店が絡む好機が到来しています。

特に保険ショップは不特定多数のお客様に接するノウハウを兼ね備えていますので、銀行支店を活用した実効性のある取り組みが出来ると思います。

思い切って、地銀のドアを叩いてみては如何でしょうか。
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